番号 55 日付 2010-06-15 HIT 6693
タイトル 子宮頸がん予防ワクチン
内容 子宮のがんは子宮体がんと子宮頸がんの2つに分けられます。

子宮の入り口のがんである子宮頸がんは
国立がんセンターがん対策情報センターの統計では、
20-40歳代女性のがん発症率では最多となっています。


子宮頸がんの発症に深く係わっているとされる
ヒトパピローマウイルス(HPV)は100種類以上存在しますが
そのうち15種類ほどが子宮頸がんの発症原因のハイリスクとされ、
20-30代の子宮頸がん女性からの検出率が高い2種類のウイルスに対するワクチンが今回認可されたワクチンです。

HPVの感染は性的接触により起こりますが、感染自体はめずらしいものではなく多くは自然に排除されてしまいます。
持続感染がおこっている方のごく一部が子宮頸がんを発症すると考えられています。
HPV感染の可能性の低い10代にワクチンの予防接種をという考えから
茨城県内では大子町や潮来市の女子中学生を対象に無料接種を実施することが発表されていますね。


子宮頸がんの予防は2本立てが好ましいと思われます。
20歳からの定期的な(1−2年に一度)子宮がん検診

ワクチンの予防接種です。

若い女性にも発症しうるがんであり20−30歳代にかけて発症率が上昇するがんだからこそ予防できるがんは予防していただきたいと考えています。

この考えから
辻クリニックでも子宮頸がん予防ワクチン接種を行っています。
予防接種は3回、費用は計5万円程度です。


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